理性というのは、要は「選択(Selection)する」ってことだと思います。
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動物の多くが行っているのは「反応(Reaction)」です。
「猫がハムスターと一緒に生活できる」のも、猫が多くの選択肢の中からそれを選んだ(理性的な行動をした)というわけではなく、猫の「反応」の幅広さを示す良い例ということでしょう。
動くものがあれば、まずは飛びかかっていく単細胞ではないってことです。
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「他の動物との共存」や「原点を辿り、相手の心を理解し、受け入れる」というのは、理性の性質というよりは、可能性だと思います。そのような選択をすることが出来るということです。
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そして、そのような選択に導くものが「観念」であり、動物と人間の違いだと考えます。動物は「観念」を持っていません。
楽しい人生を送るために必要な「学びの4段階」とは?
人生の中であなたを最も楽しませてくれるものは何ですか?
私は「自分の成長を実感できる」ということこそ、最大の楽しみと考えています。
この世の中で、成長したくないと思う人はいないでしょう。
それは、成長することこそ生き物の本能だからです。
しかし周りを見渡すと、成長したいと思って頑張っているのに成長することができず、人生を楽しいと思えない方が多いように感じます。
そういう方は、「学びの4段階」というステップを知らない場合がほとんどです。
しかし、学びの4段階というのは言い換えると「成長する過程」を表しているので、これを知らなければ成長出来ないとも言い換えられます。
この記事では、学びの4段階とは何なのか、また、どのようにそれを活用すれば成長できるのかということについて紹介します。
学びの4段階とは?
人は誰でも、次のような4ステップを経て、様々なことを学び、成長していきます。
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1.知らないから出来ない (無知無能)
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2.知っているけど出来ない(有知無能)
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3.知っている+意識すればできる(不安定な有知有能)
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4.知っていて、意識しなくてもできる(完璧な有知有能)
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このように、何も知らない状態から、自分はこれを知らないということに気づきます。
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そして、それをやろうと挑戦し、最終的にやろうとしなくても、無意識にそれができるようになる。
これが学びの4段階の考え方です。
なかなか成長が出来ない人の特徴とは
学びの4段階については分かっていただけたと思いますので、ここで問題です。
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成長したくて行動しても、なかなか成長出来ない方は学びの4段階の1~4の中でどれが出来ていないでしょうか?
答えはわかりましたか?
正解は2です。
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成長できない方の特徴として、この知っているけど出来ないという段階が抜けています。
具体的にどういうことかと言うと、自分が知らなった、まだ出来ないということを認めようとしません。
そういう方の言い訳として良く聞くのが、「頭では分かっている!」です。
それで一気に挑戦して、結果として空回りをしてしまい、成長できないのです
頭で分かっているということはもちろん大切ですが、もっと真剣に出来ない自分と向き合ってみてください。
今まで気づいてすらいなかったことを突然やるなんて誰にもできません。
階段を1段飛ばしたくなる気持ちもわかりますが、「急がば回れ」ということわざがあります。
ことわざとは、昔の人の失敗経験や成功体験がギュッと詰まっているものです。
変に近道をしようとせずに、1つ1つ学びの階段を上って行くことで、確実にできるようになります。
そして無意識にできるようになった自分に気づいたときから、成長を実感し、人生を楽しめるようになります。
「学びの4段階」を普段の生活に取り入れ、楽しいと思える人生に変えてみませんか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のポイントをまとめると以下のようになります。
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・人は「学びの4段階」を経て成長できる
・成長出来ない人は「知っているけど出来ない」段階が抜けている
・出来ない自分と向き合い、認めることが成長のカギ
自分のできないことを「出来ない」と認めることはとても勇気がいることです。
しかしその勇気こそがあなたを成長させてくれます。
成長し続け、楽しみ続けられる人生を送りませんか?
今日も応援しています。
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