概念・観念・思い込みを手放す時、手放す方法 

あなたの概念・観念はいつからのものですか?

 

 

みんなの幸せ・Minna です。

 

今回は、「概念・観念・思い込み」を手放す時というお話をしていこうと思います。

この話は、あくまでも私個人の勝手な考え方です。ですから、あくまでも、ひとつの考え方として受け取っていただけるとありがたいです。

また、この記事の最後に動画もつけていますので、参考になる部分があればとも思います。

 

概念(観念)・思考はどうやって作られている???

 

私は、ある一定の期間なのですが、性格や人格形成に関して、異常なほどに勉強をした時期がありました。

(勉強したというのは、人に聞いたり、本を読んだり、インターネットで調べたり・・という意味です)

 

そのとある一定の期間というのは、自分の娘が思春期病(14才頃)と言われる時期、(私にとっては)かなりのトラブル・アクシデントに見舞われた時期です。

 

詳しくは書きませんが、私の人生の中で1番か?2番か?になるくらいとても辛い時期を乗り越えた時期でもありました。

 

私自身は、その時に自分の娘とも向き合いましたが、同時に自分自身とも向き合いました。

 

そして「私と娘の関係」「私と母親との関係」を振り返って、自分の人生、母親の人生、そして自分の娘のこれからの人生と向き合わなければ、先に進めないという状況にまで追い込まれた時期でもありました。

 

その時期に気づいた、とても大事なことのひとつが、

 

私が持っている概念は誰からもらったものなのか?

 

娘がその時点で持っていた概念は、いつ誰が彼女に植え付けたものなのか?

 

その概念というのは、本当に事実なのだろうか?

 

 

というものでした。

 

概念・観念・思い込みはどうやって身についた???

 

もっと具体的にいえば・・・

私が気づいた時に、

当時の娘(中学生)は、「偏差値の高い大学に入れない→落ちこぼれ→ 負け組→幸せになれない」という思考を持っていたのです。

この思考は、娘が持ってしまった思考なので、母親である私はもうどうにもできないのですが、じゃぁ、オギャーと生まれたときの娘にその思考はあったのか?

 

もちろん、No,です。

 

彼女(娘)が、私たち親の背中を見てそう思い込んだのか?

学校の友人からその情報を得たのか?

それとも塾の先生からその情報を得たのか?

母親である私にはその事実はわかりませんが、

 

その時点で娘が

 

学力の高い大学に入れない → 惨めな人間→生きていたくない 

 

と思い込んでいたのは事実なので、

その誤った思考をクリアーしてあげなければならないな・・・と、その時点で痛切に感じたのです。

 

この思考を「誤っている」としない人もいるかもしれませんが、

母親である私自身は、学力が高い大学に行くよりも何よりも、

娘自身が毎日笑顔でいて欲しいと願ったので

 

その時点ではその考えは「誤っている」としたかったのです。

 

感覚やレベルの定規の違いって何???

 

たまたま私はピアノを教えるという仕事をしているので、

ピアノにおいても、1つのことを同じように教えているのに、

 

・1を伝えれば、10を理解する子供。

・1を伝えただけで、20,30を理解する子供。

・1を10回伝えても、1を理解できない子供。

・1を20回伝えても、0.5も理解できない子供。

 

同じことを同じように伝えているのに、理解の度合いは相手の子供によって全く異なっているというのは紛れもない事実であることは知っていました。

 

また、

・すごく出来ているのに、全然出来ないからーと泣いてしまう子供。

・上手にできているのに、自分でマダマダだからとストイックになる子供。

・全然出来ていないし、理解もできていないのに、全然、気にしない子供。

 

etc…

つまり、出来る出来ないの定規(ライン・区別)や上手・上手じゃない線引き(ライン・定規・区別)って誰がどうやって決めたのでしょう?

それは、その子供自身が持っている

 

概念の中で勝手に決めて勝手に苦しんでいる

(or 喜んでいる)

 

全然、出来ていなくても「毎日幸せに生きていく子供」もいる一方で、

本当は、すごく出来ていて誰もが羨む状況なのに「生きていたくないと思う子供」

という場合もあるのです。

それは、全て、その子供の中で作られた概念なのです。

勝手な概念(観念・定義・感覚)で自分で苦しんでいた?

 

話を元に戻しますが、

当時、私は、母親なのに娘の苦しみを何ともすることもできずに、
どうすればこの迷路(当時は私は迷路だと思っていたので)から抜け出せる?

と必死にもがいたのです。

(今思うと、なんでこんなことでもがいていたんだろう??とも思うのですが・・・)

 

長い時間が必要でしたが、最終的に気づいたことが・・・

なんだ、娘をなんとかしようとするんじゃなくって、

 

自分(私)がキラキラ生きれば良いんだ!ということでした。

 

私が、自分のことを大切にして、

毎日、キラキラと幸せに生きている姿を見せることが、

 

結局は全てを解決するんじゃない???

 

ということに気づくことになります。

 

その日から、私の性格は変わったのだと思います。

 

というか?

その時点で「私はお母さん」をやめました。

 

娘は娘、自分の道を歩けば良いと決め、

私は、私の人生を楽しくちゃんと生きようと決めたのです。

そして、

 

今まで自分で自分を縛り付けていた

 

良いお母さん

 

良い奥さん

 

良いピアノの先生

 

お母さんだから・・・・しなきゃ

 

奥さんなんだから・・・しなきゃ

 

ピアノの先生なんだから・・・しなきゃ

 

全て手放したのです。

 

今思えば、

私自身が勝手な概念を作り上げて勝手に自分でもがき苦しんでいたんですけどね(笑)

 

自分で自分のことはよくわかりませんが、多分、かなりの概念が私を縛り付けていたのだと思います。

 

そして、それから後に、気がつく度に「概念・思い込み・であるべき・じゃなきゃ・観念」をひとつずつ手放して行ったのです。

 

私自身、まだ道の途中なので、今だに「あれ?この概念、自分で自分を苦しめている?」と気づくことが度々あります。(もちろん、どんどん減ってはいますが・・・)

 

もしかしたら、この記事を読んでくださっている「あなた」にも、思い込みの概念・観念・であるべき・じゃなきゃ・・・というのがあるのかもしれません。

 

嫌な気分になったりとか?

辛い気分になった時に、

 

これって本当に辛いのだろうか???と考えて見ても良いかもしれません。

こんな動画もお役にたつかもしれません。↓↓↓

いつも応援しています。

今日も訪れていただきありがとうございます。

 

こんな記事もお役にたつかも???

1 Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA