過去は未来を作らない!

 

Minna です。

 

今回は、「過去は未来を作らない」という事実についてお話を進めていきたいと思います。

 

もしかしたら、途中で、え?どーゆーこと???と頭がグルグルしちゃう方もいらっしゃるかもしれませんが、

できるだけ噛み砕いでお話を進めていこうと思いますので、お付き合い頂けたら嬉しいです。

 

さて、過去は未来を作らない・・・

 

ちょっと前の私は「過去が未来を作る」というふうに思い込んでいました。

 

でも、今の私は、はっきりと言えます。

 

「過去は未来を作らない」ということを。

これ、確信しているんです。

 

過去は未来を決めないし、

もっと言ってしまうとその「過去」は自分でいくらでも変えることができるんです。

 

へ???っていう方も多いと思うので、

噛み砕いて説明して行きますね。

 

 

行きたい学校に行く?それとも行ける学校に行く???

 

例えば、今、あなたが受験生だったとします。

あなたは


A「今の成績を考えないで、行きたい学校を選びますか?」

 

それとも、

 

B「今の成績がこうだから、その範囲で行ける学校を選びますか?」

 

 

かつての私は,Bのタイプの人間でした。

 

例えば、受験の時でも今の成績がこうだから、その範囲の中で行ける学校を探したのです。

 

このやり方は、「過去が未来を作る」というやり方です。

 

 

ところが私の主人はAのタイプの人間でした。

 

彼は、島育ちなので予備校もないようなド田舎で育ちました。

もちろん塾なんてものもありません。

彼の両親は戦後ということもあり、両親はふたりとも小学校しか卒業していません。

 

なので、彼の両親は彼が中学を卒業したら働くものだと思っていたらしいです。

 

 

時代的に私たちが育った時代には、一般的に高校くらいは出た方が・・・というような時代背景でしたから、

ギリギリ高校くらいは卒業させた方が・・・という感覚で、彼も高校には行けたそうです。

 

ところが、その後、彼は大学に行きたくなったそうです。

そして、「両親に大学に行きたいんだけど・・・」と告げたところ、

両親は「そんなアホらしい・・・、でも、もし日本有数の大学に受かって奨学金をもらえるなら行っても良い」と言われたらしいです。

なので、仕方なく彼は、彼は奨学金をもらえるような大学を選び受験し、大学に行ったそうです。

 

自分の旦那の話なので、そういうことを言うのも何なのですが、彼は「未来」を先に決めたやり方をした・・・と言えるのだと思います。

 

今の成績で決めたら行ける学校がない?(笑)

その後、私と彼(旦那)は結婚することになります。

そして娘が生まれました。

 

娘が小学校5年生の時に、ある日突然「私立の中学に行きたい」と言い出したのです。

私からすれば「え? あなた(娘に対して)私立中学って知ってるの?」と言う感覚です。

 

あとでわかったことなのですが、どうやら小学校時代の友達と離れたかったらしいです。

彼女はお友達に聞いて、受験の塾というものを知り、そこに行きたいと言い出しました。

 

今でも覚えているのですが、その受験の塾で彼女が最初にもらった成績は、算数が7点でした。

確か、植木算だったか?その公式すら知らなかったので、テストの裏に木の絵を1本ずつ書いて、答えを求めたらしいです。

 

そんな娘も、本人がどうしても行きたかったらしい、そこそこの中学に合格しました。

これも、未来が過去を決めたパターンです。

 

もし、その7点の成績から判断して、「あなたは受験なんて無理」とこちらが勝手に判断してしまったら、彼女の将来は全く別のものになっていたと思うのです。

 

私は、彼女の人生を垣間見ましたから、「あれ?私の考えは間違えていたかも???」と思うようになりました。

生徒に対しても、「今できない→将来もできない」ではないという事実を知ったのです。

そういう意味では、自分自身の将来も、勝手に過去がこうだったから・・・と決めていた部分がたくさんあったことに気づきました。

 

過去は変えられる! 自分で過去を変えれば良いだけ

 

「過去は変えられない」・・・よく聞く言葉ですよね?

でも、実は「過去は変えられる」んです。それも自分で。

 

例えば・・・・

私はひとっ子です。もっというと母子家庭で育ちました。

 

「ひとりっ子」というのは、1つの事実です。

 

「ひとりっ子」であるという事実は、

「姉妹や兄弟がいない」それだけのことです。

 

それ以上の意味もないし、それ以下の意味もありません。

「私には、姉妹兄弟がいない」→事実はそれだけ。

 

ところが、この「ひとりっ子」、つまり「姉妹兄弟がいない」という事実に対して
色々な意味づけをしたがる人が大勢います。

例えば、

・ひとりっ子は遊び相手がいなくて寂しそう
・ひとりっ子は兄弟がいなくてかわいそう
・ひとりっ子はわがまま(兄弟がいないので協調性がない)
etc…..

上記は、「ひとりっ子」のどちらかというとマイナス面を捉えているような気がします。

逆に、

ひとりっ子だから「良い面」というのもたくさんあります。

・自分のペースを大切にする人も多い
・大人と付き合うのが上手(常に大人と接する場合が多かったので)
・自己解決能力が高い人も多い

これを良いと思うか?良くないと思うか?それは人ぞれぞれだとは思いますが、

事実、私に限って言えば、「自己解決能力」というのが、他の人よりも優れている面がありそうな気がしています。(私が勝手に自分を分析して感じていることなので、私の中の事実ではありますが、一般的な標準からすればずれているかもしれません)

そういう意味では、このサイトのライターのmarisa さんもひとりっ子なので、自己解決能力が高い気がします。

 

一方、もう一人のライターのSayaka さんは、上にも下にも兄弟(姉妹)を持っているので、うまく他の人に合わせる能力を持っている一方、1人で何でもこなすという能力は、イマイチ・・・っぽく感じます。(だから悪いと言っているわけではありません)

ところが、他の人と調整してうまく付き合っていくという能力はとても優れているような気がしています。(私個人の感想です)

つまり、良いとか?悪いとかいうことではなく、個性・・・ですね。

事実は、私(Minna)はひとりっ子だったという事実しかないし、

それに良いも悪いも、かわいそうも、優れているもないのです。

事実は1つ。その事実に対して、他の人が勝手に「何かを意味付けしている」それだけのことです。

なので、その事実に気づいてしまえば、自分が過去に対して思っていた「悪い印象」を変えていくことができるのです。

例えば、「過去の自分はこうだった」と悪い面しか見ていなかったとしたら、逆の良い面、もしくはどっちでもないということを探していけば良い・・・それだけのことです。

そうすれば過去は変えられますよね?

つまり、「将来が過去を作っている」になりますよね?

だって「過去はいつでも変えられる」のですから・・・

人生のオセロをひっくり返していく

人生のオセロという表現があります。

オセロというのは、ご存知の通り有名なゲームでコインのような形状のものの片面が白、その逆の面が黒のものです。

ゲームではその白と黒をひっくり返して遊びますが、私たちは、自分自身の人生のオセロを過去に戻ってひっくり返して来ることができるのです。

この人生のオセロをひっくり返すという作業も、未来が過去を変えるということにもなりますね。

この記事を読んでも、

まだまだわからない・・・という方も多いと思います。

でも、いつか、「あ、そーゆーことか!」と思ってもらえたら嬉しいです。

あなたの人生のヒントになれば・・・

今日も応援しています。

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