自分の価値(自己受容・肯定力)を上げる方法。Be,do,have の法則

 

Minna です。

今回は、自己受容・自己肯定力に関してのお話&Be、do,haveの法則のお話をしていこうと思います。

・・・

あなたは、自己受容・自己肯定力という言葉を聞いたことがありますか?

自己受容(肯定力)のお話をする前に、まず他人の受容(肯定)についてお話していこうと思います。

他の人を受容する、肯定するということは、

相手の言葉や感情、存在そのものを否定したり、

 

避難したり、評価したりせずに

 

相手の言葉・感情などを、自分の価値観で批判したり評価をせず、

 

そのまま、ありのままに受け入れること。

 

 

となります。

 

つまり、一言で言ってしまえば、

 

生まれたままのあなたで良いよーー

ということですね。

 

Be do have の法則を考えてみましょう。

 

 

自己啓発や心理学系の文献を読んでいると「Be do have の法則」という言葉に出会うと思います。

 

この「Be do have の法則」というのは、

 

Be    そのままの状態 で OK

 

do     何かをして OK

 

have  何かを持っていて OK

上記のようになるのですが、

 

私たちが生まれてきた時には、

Be で満たされていたはずなんですね。

 

だって生まれた時には、「何も持ってきていない」のですから・・・

 

ところが、成長してくるに従って、

 

何かをして OK 

何かを持っていて OK 

 

別の言い方をすると・・・

 

何かをしなければ認められない

何かを持っていなければ認められない

 

というふうに、思考が変わってきてしまうんですね。

 

これは、両親から、学校で、社会で・・・そういう概念を植え付けられるのです。

この「概念を植え付けられる」というテーマは、それだけでかなりの説明が必要になってしまうので今回は割愛しますが、

 

生まれた時には、そんな概念は持っていないはずなのです。(全員が)

 

自分で自分を受け入れられないというのは???

 

 

さて、話を「自己受容・自己肯定力」という内容に戻します。

 

先ほど、「他の人を受容する」「他の人を肯定する」という話をしましたが、

自己受容とは上記の文章の「相手(他の人)」「自分」に置き換えてしまうということになります。

 

ここであなたは「え?」となられたかもしれません。

 

「自分の言葉や感情などを、

自分の価値観で批判したり評価するってどういうこと?」

 

 

「どっちも自分だよね?」と、あれれ???

と思われたかもしれません。

 

そうなんです。

 

 

1, 評価や判断<する側>の自分

 

2,評価や判断<される側>の自分

 

 

自分の中に、1と2の自分が現れたことにお気づきでしょうか???

 

自分の中に2人の自分が存在する???

 

今までのお話の中で、自分の中に、2人の自分が存在したことに気づかれましたでしょうか?

そうなんです。どんな人でも自分の中に2人の自分が存在しているのです。

 

もうちょっと具体的にお話を進めていきますね。

 

何かをやろうとした時に、例えば、

「夜中にアイスクリームが食べたい!!!」

 

という衝動にかられたことはないでしょうか?(アイスクリームじゃなくて、ラーメンでも構いません・笑)

 

・あー、食べたい!!!!と思う自分と、→ 感情

・こんな時間に食べたら太っちゃうよーという自分と → 論理的に考える

・今から出かけるの面倒じゃない???という自分と → 論理的な思考

 

このように色々な思考が交錯した経験があるのではないでしょうか?

 

私もそれほど専門的に勉強したわけではないので、詳しく述べることはできないのですが、

自分の脳の中がが

 

1,感情を司る,大脳辺縁系と  ( → アイス食べたい!!!)

 

2,主に思考を司る大脳皮質に (→ 太るよ! or 今から出かけるの?)

 

 

分かれているからだと考えられています。

そして、

 

大脳辺緑系→ 比較的古い脳 & 脳の奥部分にあるのに対し、

 

大脳皮質 → 比較的新しい脳 & 脳の表面部分に位置しています。

 

 

詳しいメカニズムは専門家にお任せするとして、

今回のテーマに話を戻すと、

 

1, 評価・判断される側 →大脳辺緑系(古い脳

 

2,評価判断する側 →大脳皮質(新しい脳)

 

ということになります。

 

脳の中の2人の自分の正体とは???

 

自分の(脳の)中に存在する

 

A「評価・・される・・側」の自分

B「評価・・・する・・・側」の自分

 

AとBの関係を、よく感じてみると

「親子の関係性に似ている」と思いませんか?

 

つまり、

(時間を関係なく)

アイスクリーム(ラーメンを)食べたい!!!と

 

「感情のままに動く子供」

に対して、

こんな時間に食べたら太るでしょ?とか?
虫歯になるでしょ?とか?
たかがアイスクリームのために出かけるの?といった

 

論理的に考えて「行動をセーブしようとする親」。

 

 

どんな人の中にでも、

 

あなたの中にもいつまでも子供の頃のような自分と、

それを評価・判断する親の自分が同居しているのです。

 

 

 

自己受容できる人・できない人

 

 

脳の中にいる2人の自分・・・についてはご納得いただけましたでしょうか?

 

今まで話に納得された方のみ、この下の文章にお進みくださいね。

ここがクリアーされていないと、以下の文章はもっとわからなくなってしまいます。

 

・・・・・

 

さて、自己受容(自己肯定旅行)が出来る人はこのふたりの自分(インナーペアレントとインナーチャイルド)の関係性がとても良いと言えます。

 

今は「インナーペアレント」「インナーチャイルド」という心理学の用語を使っていますが、

 

「インナーチャイルド」のことを「古い脳」 

 

「インナーペアレント」のことを「新しい脳」

 

もしくは、

 

インナーチャイルドのことを→ 自分の中の古い感覚

 

インナーペアレントのことを→ 自分の中の新しい概念

 

と言い換えても良いかもしれません。

 

まぁ、言い方は何でも良いので、

感覚的な自分と 論理的な自分が、

自分の中で仲良くやっているか?

戦っているか???

 

というイメージを持ってもらうとわかりやすいかもしれません。

 

 

論理的な自分が感覚的な自分を受け入れてくれる???

 

 

論理的な自分(インナーペアレント)が感覚的な自分(インナーチャイルド)をただ受け入れてくれている人の場合は、ストレスがあまり生じません

 

ところが、論理的な自分(インナーペアレント)が感覚的な自分(インナーチャイルド)を受け入れられない場合、そこに大きなストレスが生じます。

 

例えば、自分の中の2人(論理的な自分と感覚的な自分)の関係性が悪い

 

何かに挑戦した時に、

 

・それやって失敗したらどうするの?

 

・できなかったら恥かくよ!

 

・できない自分が情けない

 

というふうに、自分の中での葛藤が起きてしまいます。

 

ところが、論理的な自分と感覚的な自分の関係性がとても良かった場合は、

・失敗って言わないんじゃない?。

 

・成功へのステップって思えば良いんじゃない?

 

・できなくてもいいよー 最初はみんなできないんだから・・・

 

・できなくても良いんだよ、自分だけは自分の味方だから・・・

 

というふうに、

 

自分の中に

 

常に優秀なコーチがいる

 

ような状態になるのです。

 

なので、自分がどのような気持ちや感情を持っても、

 

・自分自身で自分を受け入れられる

 

・自分をいつも肯定できる。

 

・何があっても自分で乗り越えられる

 

・・・というふうに、

 

セルフコントロールが可能になってくるのです。

 

 

逆に自己受容ができない人(肯定力が低い人)

 

常に 自分で自分を追い込んで しまいます。

 

 

例えば・・・

 

また、いつものように出来なかったね?

 

自分っていつも口だけ。行動が伴わないね・・・

 

自分で出来ない自分にいつもムカついているetc・・・

 

 

自分の心の中でこんな葛藤が続いていたら、どうでしょう?

 

自信なんて育つはずがないと思いませんか???

 

 

そして、本当は知りたくない事実かもしれませんが・・・

 

自分を受け入れられない人は、

 

他人をも受け入れられないのです。

 

仮に人と仲良くなったとしても、頭の中のインナーペアレント(論理的思考)が

 

その人本当に信用できるの?

 

嫌われたらどうするの?

 

裏切られたらどうするの?

 

 

と、常に心の中で言われているので、

心が休まることがなくなってしまう

という事実もあるのです。

 

 

自分を受け入れる練習をしてみよう!

 

 

論理的思考の自分と感覚的自分。もしくはインナーペアレントとインナーチャイルドの関係性についてはご理解いただけましたでしょうか?

 

私たちが自信を持って生きていくためには、

 

自分の中の2人の自分、

 

つまり

 

「論理的な自分と感覚的な自分」

もしくは、

「インナーペアレントとインナーチャイルド」、

もしくは

「古い脳と新しい脳」

 

言い方は何でも良いのですが、

とにかく自分の心の中での葛藤がなくなる必要があるのです。

 

 

インナーペアレントがモンスターになる?

 

自己受容できない、自分を認められない、自分の価値がとても低い・・・そういう状況の方は、

 

その方々の脳(心)の中で、

インナーペアレント(新しい脳、論理的思考)がモンスター化してしまったことが原因でこのような現象が起こっているのです。

そして、これはその人が子供の頃に育てられた環境に起因する場合が多いのです。

 

自分は自分で育てるしかない

 

 

実は、私(Minna)自身もとても自己受容が低い(自分の価値をすごく低く感じていた)人間でした。

そして私の娘も自己受容力がとても低いです。

 

そして、娘の自己受容がとても低いのは、完全に親である私の責任なのです。

 

でも、言い訳になってしまいますが、娘の幼少期、

 

私(親の)も

まだまだ未熟だった。

 

それ以上でも

それ以下でもなかった

 

・・・と自分で自分を受け止めています。

 

気持ちとしては、今からでも娘を育ててあげたいとは思いますが、

成人した娘にそれを伝えたところで

「あー気持ち悪い!」で終わってしまいますね(笑)

 

 

なので、彼女のことは彼女に任せるしかありません。

誰でも、自分のことは自分で育てるしかありませし、

娘は娘の力で自分自身で育ってくれるしかないと思っています。

 

そして、親である私自身が自己受容できている姿を見せて生きていくことが、

娘の目に映っていればそれで良いと思っているのです。

 

 

だから、私は娘のbeing だけを受け入れるし、

 

私自身も私のBeing をいつも受け入れているという感じでしょうか?

 

 

話が少しそれてしまったかもしれませんが、

 

自分で自己コントロール(セルフコーチング)できるようになってくると、

自分で自分を責めなくなってきます。

ただ「存在する」というだけで十分だということも理解できるようになってくるのです。

 

そして、

 

自分は自分のままで良い 

 

という安心感で包まれるようになってくるのです。

 

・・・・・・・

 

まだまだお伝えしたいことはたくさんあるのですが、

今回はここでやめておきます。

 

自分の価値(肯定力)についてお話ししている動画があります。

これも1つの参考にしていただければと思います。

 

 

最後に、

 

関連記事としてこのサイトのライターのSayaka さんが過去にインナーチャイルドに関しての記事を書いています。

 

こちらも合わせてお読み頂ければ、理解が深まるかもしれません。

インナーチャイルドは”溜まっている感情”

今日も訪れていただきありがとうございます。

いつも応援しています。

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