自分が不快になるメカニズムを解き明かしてみよう!
ストレスフリーの生き方実践中のMinna です。
今回は、「自分が不快」「自分が嫌な感情」になった時の対処策についてお伝えしていこうと思います。
ちょっと長くなると思いますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
さて、なぜ私たち人間は「不快」になったり「嫌な感情」、つまりネガティヴな感情になったりするのでしょう???
今回は、そのネガティヴな感情になってしまうメカニズムと解き明かし、
どうすれば「そのネガティブな感情」を手放すことができるのか?
今回は、そのメカニズムを紐解き、解消の方法についてご説明していこうと思います。
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なぜ、人間は「ネガティヴな感情」になってしまうのか???
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先に「回答」から言ってしまいますね。
あなたが「ネガティブな感情」になってしまうのは、
その世界にいることを「自分で選んでしまっている」
というのが事実なのです。
え?????
となる方も多いと思いますが、
以下に、その理由について解説していきます。
あなたの概念はいつから、あなたの概念になったのか???
・
唐突ですが、私たちがこの世に生まれた時に遡ってみましょう。
私たちは、「オギャー!!」とこの世に生を受けた時、私たちには「概念」というものがありませんでした。
当たり前のことですが、全員が何も持たず、ピュアーな透明な心で生まれてきました。
ところが、私たちは「母親」「父親」「幼稚園時代」「学校時代」と、「概念」や「感情」というものを身につけていきます。
例えば、くだらないことで言えば「シャツをズボンの中に入れたらダサい」(私が若い頃の概念です・笑)とか・・・
でも、私の娘(20代)の時代になると「インしないと(スボンの中に入れないと)ダサい・・・となったりする場合もあります。
つまり、同じ現象に対しても、年代によって「ダサい」の感覚が変わるのです。
もっと言えば、海外の人からすれば「そんなのどーでも良い」になるかもしれません(笑)
なので、ご自身が感じている「基準」って何なんだろう?と考えてみるのもおもしろいかもしれません。
現象は1つ、そう受け取っている自分がいる
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前述の例は、シャツをズボン(スラックス・ボトム?)の中に入れるか?という単純な内容でしたが、
実は、どんな事象に関しても同じことが言えるのです。
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全ての事柄は、
現象は1つ
「良いと受け取っている」自分がいる
「悪いと受け取っている」自分がいる
「嬉しいと思う自分」がいる
「嫌だなと思う自分」がいる
それ以上もそれ以下もないのです。
と「自分はそう思っているんだーーー」だけのことです。
あーー、自分はこういうときに悲しいと感じるんだなぁ・・・とか?
こういう時に嬉しいって感じるんだなぁ・・・とか?
「答えは自分の中にある」
よく聞く言葉だと思いますが、
自分が感じる全ての答えは実は「自分の中」にあるのです。
(こう言い切れるのは、自分自身が確かにそうだ・・と思う確証を持っているからです)
「感情のエネルギー」は自分の中にあるってホント???
何かに対して「不快感」「嫌な感情」を感じることができたら、
実は、それは
あなた自身があなた自身を知ることができるビックチャンス!
なのです。
え?なんで?????
・・・と思う方も多いと思うので、以下にしっかり説明していこうと思います。
・
相手に不快感(ネガティブな感情)を感じるのはなぜ???
筆者はYouTubeでチャンネルを持っていて、多数のチャンネル登録者様に支えられています。
そこにコメントをいただくことも多いのですが、もちろん「全てが良いコメント」ばかりではありません。
中には
<ネガティブなコメント>
・その言い方はキツイから子供にそういう言い方をするのはよくない!!!
・この人、教える才能ないねー
・その言い方が気に入らない!
・・・というようなコメントも良くいただきます。
でも、その一方で以下のようなポジティブなコメントをいただくのも事実なのです。
<ポジティブなコメント>
・すごく分かりやすいです。
・目からウロコの情報でした。ありがとうございます。
・応援しています。また動画を楽しみにしています。
ポジティブとネガティブは同量あり、自分がそう受け取っているだけ
前述の
・ブルーのステッチ枠の中の「ネガティブなコメント」と
・ピンクのステッチ枠の中の「ポジティブなコメント」を紐解くと、
実は、どちらも「コメント」であって、
・
私(筆者)自身が勝手に
「ネガティブ」と「ポジティブ」に色分けしていること
にお気づきでしょうか?
「すごく分かりやすいです」
という言葉を、この時に私は「良いコメント(ポジティブ)」として色分けしてしまっていますが、
実は、
「すごく分かりやすいです」
という言葉を「ネガティブに捉える」こともできるのです。
良い言葉をネガティブに捉える、悪い言葉をポジティブに捉えるとは???
例えば、今回の場合でいえば、
「すごく分かりやすいです」というコメントは、YouTubeのコメントとしていただきました。
これだと、YouTubeのコンテンツ作りとしては良いコメントとは言えないのです。
もちろん感情としては嬉しいのですが、
このままで終わらせてしまっては「嬉しい」で終わってしまいます。
逆に「言い方がキツイ!」という言葉の方が、
そっか、
今度から「もっとゆっくり話をしようかな?」とか、
「声のトーンを下げようかな?」とか?
次に進む時にアレンジ(加工・改良)を加えることができます。
つまり、
筆者&YouTubeチャンネルの将来に向けては、
ネガティブなコメントは、実は、「前向きなコメントである」という捉え方もできるのです。
なぜ、それ(行為or 言葉)に反応してしまうのか???
これまでの文章の中でご紹介してきたのは、
その現象「受け取った側」の場合でのやり方をご説明してきました。
今度は、その反対側、
つまりその言葉を出してしまった側、
もしくは「反応してしまった側」の立場での説明をしていこうと思います。
「受け取る側」というのは、何かを見て(聞いて、反応して)反応してしまう場合ということです。
文章だと分かりにくいかもしれませんので、もっと具体的に事例を挙げて説明していこうと思います。
・
なぜ、私たちの感情はブレてしまうのか????
・
何かに対して、怒りを感じてしまったり、不愉快になってしまったり???
なぜ私たちの感情は、そのような感情に左右されてしまうのでしょうか???
実は、自分の心の中にそのヒントが隠されています。
・
これから、3つほどの例をサンプルとして取り上げますので、
ご自身の経験と照らし合わせていただくと、
あなたにも思い当たる節があるのではないでしょうか?
お母さんに似ているから嫌い
例えば、私のYouTube動画を自分のお友達に紹介してくれた人(M さんとします)がいました。
Mさんは好意でそのお友達に「このチャンネル良いよ!」と紹介してくれたらしいのです。
そうしたら、
そのM さんの友人は、筆者の喋り方がお母さんの喋り方に似ているから、
この動画(YouTube)は「嫌い」と言ったそうです。
この事例でお分かりの通り、ここまでくると「もう知らない・・・」です(笑)
つまり、
感情がブレるということは過去の何か
(経験、トラウマ、そのほかの何か?)に自分の感情が反応してしまうのです。
・
嫌いには、心の中に何かしらの原因がある
嫌い、不愉快(好き、気持ち良い)の中には、何があるのか???
これを紐解く鍵となるストーリーをもう1つ別の例を挙げてみます。
・
私の娘が、ある人の動画を見て「この人の喋り方、嫌い!」と言いました。
その動画の中の人は、
「嫌われよう!」と思って動画を作っていないでしょうし、
「嫌われよう!」と思って 喋ってはいないはずなのです。
その人は、その人として存在しているだけ・・・・。
・
でも、娘の中に、その人の喋り方が「嫌い」と思えるセンサーがあって、そのセンサーが反応してしまっているのです。
これは、娘が子供だった頃の記憶かもしれないし、学校の先生に似たような人がいたのかもしれません。
でも、何かしら、彼女の心の中にセンサーがあって、「嫌い」という感情を揺さぶってしまうのです。
・
もし、何もなければ、感情は「好き」にも「嫌い」にもブレたりせず、「何も感じない」になるはずなのです。
・
坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い??? 妊婦の人まで嫌いになるメカニズムとは???
私ごとで恐縮ですが、「嫌」というセンサーのお話をお伝えするために、私が若かった頃のお話をさせてください。
当時、私は「子供が欲しかったのに子供が出来ず」に、今でいう「妊活」というのを行なった時期がありました。
今でこそ「妊活」という言葉自体が市民権を得ていますが、20年以上も前の話ですから、 「子供を作るために色々と活動すること→妊活」が社会的に認められている時代ではありませんでした。
それでも、私は子供が欲しかったので色々と勉強もしましたし、そのための専門の病院にも通った時期がありました。
今思うと、どうしてそう思ったのか?とても不思議なのですが、
当時「妊婦さんを見ると気分が悪く」なりました。
とにかく「妊婦さんが嫌いで嫌いでたまら無いという感情があった」のは事実です。
自分が欲しいものを持っている人を憎いと思う気持ち
今は冷静になっているので、この時の自分の気持ちをきちんと整理・分析できます。
つまり、
1、私が子供が欲しかった
2、でも子供ができなかった。
3、子供を妊娠している人が羨ましかった
4、それが憎悪となって感情として現れた。
心の中で、こういう葛藤があったのだと思います。
なので「感情がブレた」ということになるのです。
これは、その相手の妊婦さんは何も悪くないのです。
こちから「勝手に感情を揺さぶられて嫌悪している」だけ」。
ところが人間というのは不思議なもので、「相手が悪い」と思ってしまうのです。
このトリックに気づかないと、勝手に自分の周りに悪者ばかりを作り出す「思考」が出来上がってしまいます。
自分の周りは「敵」ではありません。
自分が思っている「その敵」は自分が勝手に作り出している「幻想の敵」だったりするのです。
・
人に傷つけられたと思った時、相手の真意は何なのか???
最後に、自分が誰かに
・「不快にされた」
・「傷つけられた」
・「虐められた」
というネガティブな感情に支配されてしまった時の対処方法についてお伝えしようと思います。
自分を「傷つけたかもしれない相手の人」の「真意」を考えてみて欲しいのです。
その相手の行動のパターン(真意)は以下の3つのどれかしかありません。
1、悪魔の心か?(悪意か?)
2、天使の心か?(良心か?)
3、相手が傷つくと思っていない「無意識か?」
ですから、自分が「不快に思った」時に、
相手の人は「なぜ自分にそれを伝えたのか?」を少し考えてみると、かなり気持ちが整理されます。
子供を事故に合わせないために親は異常に怒る!
ひとつの事例として、親子関係をあげてみようと思います。
「親は、自分の子供には絶対に事故にあって欲しくない」と思います。(当然です)
なので、
子供が道路で不意に飛び出したりしたら「かなりの勢いで激怒する」のが普通です。
・
ところが、これが他人の子供だったらどうでしょう???
ご近所づきあいもあるでしょうから、やんわりと・・・
・
「飛び出したら危ないからね〜」
・
くらいの感じの言い方になるのではないでしょうか???
つまり、愛情の深さ→ 嫌な気分にさせる度合いは比例するのです。
その人を思っている人は、その人に厳しいことや嫌なことを言います。
それは、その人を思って言っている場合が多いのです。
ただ、これに関しては「親」という立場になった人じゃないと気づけない場合も多いようです。
(親にならないから悪いという意味ではありません)
考えが足らずに、人を傷つけてしまう場合もある
悪意で人を傷つける、嫌なことを言うというのは論外なので、今回はこの話については割愛します。
最後のお話は、「考えが足らずに人を傷つけてしまう」というパターンについてのお話です。
・
例えば、これも私の経験談なのですが、私自身が老犬の介護をしていた時期がありました。
その犬の末期を迎えるために、自宅点滴などを行っていたのです。
ふと、その犬の様子を仲の良い友人に話をしてしまいました。
私としては無意識の行動です。
たまたま、その友人の叔母さんが、やはり末期の状態で「そういう系統の話が聞きたくない時期」だったのです。
彼女は「ごめん、今、そういう話、聞きたくないの」と私に言いました。
私も「ごめんなさい。気づかなくて・・・」
・
「お互いの状況で、お互いに悪気なく、たまたまそうなってしまった」
そういうこともあるかも知れません。
・・・・・・
・
今回は、長文になってしまいましたが、
「自分の感情が負(ネガティブ)な感情」になってしまった時の対処方法についてお話しさせていただきました。
なん度も言いますが、「ネガティブ」は決して悪いことではありませんし、
j実は「ネガティブ」の中には、「ボジティブ」も隠れているのです。
コイン(お金の玉)を、表から見るか? 裏から見るか?
実は、それだけのことなのです。
もし、ネガティブな感情を持ってしまうということで気になっていらっしゃる方がいたとしたら、
それは「ボジティブな感情も同時に持っている」ということに気づいてくると
感情の処理が楽になってくるのは事実です。
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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