Minnaです。
今回は、
思考(考え方)の癖に
フォーカスしたいと思います。
最後までよろしくお願いします。
私たち人間は、
「癖」の塊です。
癖の塊????
なにそれ???と
思う方も多いと思いますが、
実は、
私たち人間全員が
心(思考・脳・考え方)も
身体(肩こり、腰痛など)も
全て癖の塊で
出来ています。
身体の癖って?
心と身体。
身体の方が目に見えて
わかりやすいので
先に「身体の癖」について
お話しさせていただきますね。
例えば、肩こりに悩む人は
肩こりになりやすい身体の使い方をしているので
「いつも肩こり」に悩まされます。
腰痛や頭痛も同じです。
腰痛になりやすい人は
腰痛になる身体の使い方をしているし、
頭痛になりやすい人は
頭痛になる身体の使い方をしている。
なので、
肩こり、頭痛、腰痛に悩まされるわけです。
だったら、
整体や痛み止めの薬を飲めば解決するでしょ???
という考え方ももちろんあります。
そしてその考え方も決して間違えではありません。
とはいえ、
整体や痛み止めの薬の服用は
一時的な痛みを止めるだけであって
根本的な解決にはなりません。
大人的な言い方をすれば、
整体・痛み止めの薬は対処療法で
根本治療にはならないので
その痛みは再発します。
それを理解した上で、
身体の使い方を徹底的に
変える努力をしたらどうでしょう???
時間はかかるとは思いますが、
腰痛にならない
頭痛にならない
肩こりにならない
と言うように
痛みのない
その身体を
手に入れることは可能なのです。
心と脳の癖って何?
身体の癖については
なんとなくでも
ご理解いただけましたでしょうか???
次に、
心、脳、思考の癖についてお話ししますね。
心と脳と思考は別のものと捉えられてしまいそうですが、
実は、
心=脳=思考
これらは同じものです。
同じものを
心理学で捉えたら「心」と表現し、
脳科学で捉えたら「脳」と表現し、
考え方=思考 と捉えることもできます。
そして、
私たち、人間全員が
大人も子どもたちも
考え方のクセ
思考のクセ
を持っています。
具体的に言うと、
いつも前向きに物事を捉えられる人
(ポジティブな人と言う場合もあります)
は、
いろいろな事象に対して
前向きに未来や可能性に目を向ける「癖」を持っています。
逆に
マイナス面にばかり目がいってしまう人は、
過去の経験から悪いこと、
マイナス面に目を向ける癖を持っています。
コップの水が半分をどう捉えるか???
この表現もよく使われるので
聞いたことがある方も多いかと思いますが、
コップの水が半分ある。
この事実に対して、
①水がもう半分しか残っていない
と思う人もいれば、
②あと半分残っていると思う人もいるし、
③まだ半分も残っている
①②③ のどの捉え方をするか???
これらは
どの考え方が
良くて、どちらが悪い、ということではなく、
一つの考え方にとらわれてしまうと、
良い選択や決断ができない原因
になるかもしれません。
なので、
まずは自分の考え方の「癖」に気づくことが大切です。
心の癖は「反応」
実は、心(脳)の癖というのはその人の「反応」なのです。
反応というのは、
例えば転んだ時に、
無意識に手が前に出て怪我をしないように身を守るとか?
何かが飛んできた時に
思わず目を閉じるとか???
これらも全て反応です。
何かに対して、何らかの行動(考え)になる
これが反応です。
癖に気付けばいろいろなことが回避できる(かも)
この反応に関して
もう少し具体例を出しますね。
例えば、
「雨が降っている」という事実があったことに対して
◯お気に入りの洋服を着たかったのに最悪
と思う人もいれば・・
◯雨が降ってくれたので作物が育って嬉しい
という人もいます。
このように
事実は1つ。
その事実、物事に対して
自分自身がそれを
◯どう受け取るのか、
◯どう考えるのか、
◯どんな見方をするのか、
という癖に気付けば、
何か自分が感情的に不快な感覚を持ってしまった場合でも、
とはいえ
こういう考え方もあるよね???
これって違う意味だったのかも??
と、
自分の世界を変えることが
簡単にできるようになるのです。
以下は、
リチャード・カールソンという方の名言です。
私たちは、
自分の思考法に気づくことによって
思考をコントロールできるようになる。
例えば、渋滞に巻き込まれたとき、
わざわざイライラするようなことばかり
考えている自分に気づくことができれば
別の考え方をすることによって
穏やかな気分になれる。
1つの考え方に囚われている限り、
人生は変わらない。
(リチャード・カールソン)
思考の癖に気づくために
心の癖、考え方の癖
を変えるためにやるべき最初の1歩は、
まずは、気づくということから始まります。
それは、
自分のクセに気づくということです。
そして、その癖を知るためには、
自分の感情が動いたときを
よく観察する
これがもっとも大事なことです。
雨が降ってきた
なんか暗い気分になる・・
と心が暗くなる。
周りの人の態度にイラッとする。
「今日は何がついていない気がする」と
マイナスの想像をしてしまう。
これらはすでに
「負のループにはまってしまっている」
となりますね。
最初の「雨が降っている」を感じた時に、
農家の人が喜んでいるかも??とか、
ベランダ掃除に最適な日?
と考えたみたらどうでしょう??
それだけで気分が変わったりしませんか???
反応に気づくチャンスはたくさんある!
人と接している時も、
仕事をしている時も、
散歩をしている時も、
ご飯を食べている時も
心(脳)は、いつも反応しています。
その反応に意識を向けてみると、
まずは自分の考え方の
クセに気づけることがたくさんあるはずです。
心の癖に気づくもう一つのやり方
心の癖に気づく、もう1つのやり方をご紹介します。
それは、
できるだけ
多くの人の考え方に触れることです。
「人の役に立つ仕事って???」
この質問の答えとなる考え方は、
人によって変わります。
想像できない考え方を出す人もいるかもしれません。
他の人の考えに触れることによって、
そういう考え方もあるのか、
その一方で自分はこういう考え方をしている
とその時に
「自分の考え方の癖」に気づくことができます。
そして「自分の癖を知ること」は
一つの考え方にとらわれないことであって
不安や悩みを解決することにつながるのです。
身近な癖に気づく方法
書いてある内容は理解できるけど、
「自分の癖がわからない(汗)」と
いう方もいらっしゃるかと思います。
そんな方のために
とても身近な癖についてお話ししますね。
例えば、
レストランに行って、
◯値段を見ずに食べたいものを注文する
◯まず金額からチェックする
◯メニューを見ないで、お店の人にメニューを聞く
これらも1つの思考の癖が出ます。
癖というとわからない人は
「パターン」と考えると理解しやすいかもしれません。
例えば、
スーパーに行って、
何かを探すときに
◯いちばん安いものから探す
◯目的のものしかみない
◯その時のお得なものしか買わない
こんなことや、
例えば、
何かを食べるときに
◯好きなものから先に食べる
◯好きなものを最後に食べる
これらも1つの行動の癖(パターン)ですね。
ご自身の小さな癖を探してみてくださいね。
この記事が
お役に立てば幸いです。
今日も応援しています。
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