脳科学的観点から見た”人間関係の悩みが消え””生きるのが楽になる”方法

◾️脳と人間関係は深い結びつきがある!

今回は、人間関係は「広く浅く」よりも「深く狭い方」がお得!!!???
というお話をさせていただこうと思います。

毎回同じような伝え方をさせていただいているのですが、
ただの「感覚」での話ではなく、しっかりと「脳科学」に基づいたお話をさせていただきますので、最後までお付き合いいただけたら幸いです。

2016年2月24日に放送された『ホンマでっかTV』では、人間関係の構築方法がテーマになっていましたよね。

◎あなたは、広く浅い人間関係を好みますか?

◎それとも深く狭い人間関係を好みますか?

「自分がどちらに該当するのかがわからない」という場合には、

脳にとってお得な人間関係の構築方法を選んでみてはいかがでしょうか?

さっそく今回は、『人間関係は広く浅いより深く狭い方が得?』について脳科学に基づいた解説をしていこうと思います。

(1)人間関係は「広く浅い」派は?

広く浅い人付き合いを好むのは、人間関係におけるトラブルを避けたい自由人タイプといえます。

このような人間関係の構築方法に疑問をもつ人もいるかもしれませんが、広く浅い人付き合いならではのメリットもあるのですよ。

下記、広く浅い人間関係のメリット・デメリットをまとめてみました。

《広く浅い人間関係のメリット・デメリット》

✔︎  効率よく人脈を広げられる
✔︎  多様な交友関係ができる
✔︎  人付き合い特有のトラブルに巻き込まれない
✔︎  本音で語り合える親友ができない
✔︎  自分の時間を削られる
✔︎  気を遣う場が増える

ビジネスを成功させる上では、広く浅い人付き合いをした方が人脈をつくりやすい一方、

色々な人に合わせることで「自分の本質」を見失うデメリットもあります。

私の知人にも、広く浅い人付き合いを続けている方がいるのですが、彼女は「疲れた時の癒しを友達ではなく彼氏に求めるしかない」とこぼしていました。

また、付き合う人間が増えることで、自然と飲み会や結婚式などの誘いが多くなるため、プライベートの時間を削られやすくなるともいえるでしょう。

自分の意思で誘いを断れるうちはよいかもしれませんが、相手との関係を維持し続けるために、そうはいかなくなってしまうこともあるのです。

 

(2)人間関係は「深く狭い」派

 

誰とでも仲良くするわけではなく、特定のグループ間で深く狭い人間関係を育むことに安心感を覚える人もいます。

こうした深く狭い人間関係を好むのは、自分のことを理解してくれる親友を求めるタイプといえるでしょう。

「少数の仲間内だけと付き合い続けるなんて飽きない?」という声もあるかと思いますが、深く狭い人付き合いならではのメリットもあるのです。

下記に、深く狭い人間関係のメリット・デメリットをまとめてみました。

 

《深く狭い人間関係のメリット・デメリット》

✔︎ いざという時に頼れる仲間がいる
✔︎ 八方美人に思われない
✔︎  自分の時間を削られることがほとんどない
✔︎ 人脈を広げにくい
✔︎ 自分と価値観の違う相手と接することが少ない
✔︎ 物事の視野が狭まる

「100人の知り合いより1人の親友が大切」というのが、深く狭い人間関係を好む人の意見でしょう。

気の置けない仲間と過ごす時間は、いわゆる「付き合い飲み」のように自分の時間を削られる感覚がありません。

そうはいっても、深く狭い人間関係しか構築できていないせいで、新たな人脈や価値観を広げられないことをデメリットと捉える人もいます。

(3)脳にとってお得な人間関係はどっち?

「人脈が必要なら、広く浅い人付き合いをしなければならない」という意見もありますが、脳にとってお得なのは深く狭い人間関係です。

どんなに人付き合いの上手い人でも、大勢に囲まれて対話をする時、脳は一定量のストレスを感じます。

こうしてストレスを感じた時、脳の幸福ホルモンと呼ばれるセロトニン神経が弱っていき、情報伝達が滞ってしまうのです。

広く浅い人付き合いを続けている人は、ストレスを感じた時に友達に相談したり、愚痴をこぼしたりしにくいと感じる傾向があります。

それもそのはずです。

ビジネスの場や特定の分野を介してしか心のつながりがない相手に、自分のネガティブな部分を見せるのは気が引けますよね。

だからこそ、広く浅い人付き合いをする人は、それ以外の場所でストレスを発散できる方法を探します。

でも最終的には、自分の中だけで解決できる悩みには限りがあることに気づくわけです。

こうした事態に陥った時、人は、「深く狭い関係を築いておけばよかった…」と後悔するものです。

深く狭い人付き合いは、ストレス解消の効率を上げ、脳に幸福を与えやすくします。

先述の通り、自力でストレス解消するのには限界があります。
友達との会話、人とのふれあいを通じてしかセロトニンを増やせないこともあるのです。

1日5分でも人に相談する時間があれば、孤独感や空虚感に押しつぶされることもなくなるので、脳にとってお得なのは「深く狭い人付き合い」なのだと覚えておきましょう。

(4)今日の記事のまとめ!!!

というわけで・・・

あなたは自分の声を外に出せていますか?
自分の声を押し殺して、何事もないような顔をして笑っていませんか?

逆に、あなたは大切な人の声に耳を傾けていますか?

実は、びっくりするほど、人は人の話を聴けていません。

自分とは違う考え方の他者と出会ったとき、

それを、

◎自分の世界を否定し攻撃されるリスクととらえるか?
◎分かり合えなさの絶望ととらえるか?

あるいは、

◎自分で創り上げた苦しい世界からの解放ととらえるか?

他者は、一人でいたら絶対に辿り着くことができない考え方を連れてくる人でもあります。

これだけネット環境が発展して、オンラインでつながることができる現代において(もちろんリアルでも)、

あなたの声を聴きたい人は必ずいます。

重要なのは、あなたが声を発するか、発さないかです。

上手である必要はありません。それはただの慣れです。

人づきあいが上手に見える人は、自分の気持ちを表現する言葉を多く持っています。それだけです。

場数を踏んで、慣れているからです。

合わないと思ったら、その経験を持ってまた次を探せばいいだけです。

あなたにとって安心安全な場所がありますように。

どうかひとりで心を閉ざしませんように。

今日も応援しています⭐️

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