正解の罠に陥っていませんか?

正しい、正しくない?

Minnaです。

今回は「正解」という単語にフォーカスしたいと思います。

私たち日本人は、学校教育の中で
「正しい」「正しくない」を常に求められてきたような気がします。

なので、

大半の人は大人になってからも常に正解は何か?と
無意識に探す癖がついているような気がします。

ところが、
実はこれは社会に出ると、ほとんど通用しないという現実が待っています。

なぜ「通用しないのか?」

その理由は

対人関係において「条件」がないことが多いからです。

人の悩みの9割以上が「人間関係」だと言われています。

仕事に悩む、
家庭に悩む、
友人関係に悩む

これらには条件がないので、
本当は正解も不正解もないのです。

ところが

『どうするのが正解か?』を探している人が多いのです。

そして、「ない」ものを見つけることはできずに悩んでいる人がなんと多いこと。

これが人の悩みを迷宮入りさせて、
その人を苦しめる原因にもなっています。

生きる上での正解はない

算数など、『1+1』という条件があれば答えは『2』になるから正解が導き出せます。

ところが

『あなたの人生は?』となると、

そこには条件ないので『正解・不正解がない』となるわけです。

逆から考えると、

『正解・不正解』とというのは

ある一定の『条件下の元に存在するもの』ということ。

『私の人生は?』

という問いがあった場合、前提がないので「正解」は存在しないのです。

にもかかわらず、

多くの人達がこの内容について自問自答し、正解を探し続けている。

欲しい結果を手に入れる方法

では、どうすれば良いのかというと、

とにかく行動をすること。

 

行動をすると、結果が出る

その結果が自分の望むものでなければ、
改善点を見つける。

つまり、トライアンドエラーの繰り返しということになります。

例えば、販売の仕事をしていたとすれば

・売上を上げるための行動をする。
・売上が上がらなければ何かしらの改善をする。

これ以外にできることは何もないのです。

よく頭だけで考えようとする人がいますが、

頭の中だけで考えていても何も変わらないのに

ぐるぐると頭の中で考えている人が
なんと多いことだろうと思うことがあります。

なぜか?多くの人は、行動の前から『正解探し』を始めているような気がします。

 

もう1つの例として、

例えばピアノが上手になりたいと思ったとした場合、

多くの人が「どうすればピアノが上手になるのだろう?」ということを
ぐるぐると考えているわけです。

考えている時間があるなら

練習をしてみて

・結果が出れば、その方法を繰りかえす
・結果が出なければ、やり方を変えてチャレンジしてみる。

やはりトライアンドエラー。

は計画と戦略がすべてと言っても良いかと思うのです。

そしてそこにも正解は存在しません。

考える行動に入ると結果は出ない

多くの人が

悩みを持った時に『どうしたらいいんだろう?』と正解を探し、

その正解を探し始めたが最後、

結局どうしていいのか分からなくなり、行動が出来なくなるのです。

行動が出来ない→改善ができない。

人が欲しい結果を手に入れる方法は
『行動しての改善点を見つけ出し、また行動していく』

これしかないのです。

「正解はない」を脳に染み込ませるために

あなたは「何が正解か?」と探すのが
癖になっていませんか?

これも考え方の癖なので

気づかないとグルグル脳内を回ってしまいます。

「正解・不正解」は
前述の通り、条件があって初めて存在するものです。

条件のなかった場合、そこに「正解・不正解」はない。

そもそも「正解・不正解」のないものに、
正解を探そうとするから苦しくなる。

大切なことは正解を見つけることではなく、行動後の改善点を見つけることなのです。

そして的確な改善点を見つけていくと、
いつか必ず欲しい現実は手に入るようになります。

あなたは正解を見つけようとしていませんか?

ことあるごとにご自身に問いかけをしてみてくださいね。

今日も応援しています。

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