脱・完璧主義!仕事や人間関係の悩みやストレスからの解放
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ボディ&マインドコーチのSayakaです。
最近は少々の失敗で凹むことはなくなり、日常的にも心穏やかなスローライフな日々を送っています。
そんな私も以前は「完璧主義者」という
真面目でしっかりした側面をもつ一方、
そのことが原因で仕事や人間関係に悩まされることも度々ありました。
一見すると、仕事でもプライベートでも完璧主義にこだわることで、
結果がついてくるように思えますが、実際のところはそうではありません。
☑「こんなにがんばっているのに、どうして結果が出ないの?」
☑「ストレスに打ち勝つメンタルを必死でつくって完璧主義を貫いているのに全然ダメ」
☑「なんだが自分ばっかり頑張って、周りが怠けているように感じる」
☑「適当にうまくやっている人を見るとなんだかイライラする」
真面目な方やしっかりしている方の中には上記のようなことを思う瞬間ってありませんか?
行き過ぎた完璧主義が自分の心身を壊す
「自分は他人の数倍は努力をしているはずなのに、どういうわけか思うような結果がついてこない…」
こんな想いを抱えている方は、
物事を初志貫徹する、
妥協を捨てる、
1度決めたことは全力で行う
などという価値観や姿勢は素晴らしいものですが
度を超せば心身ともに疲れてしまうだけですね。
疲労困憊の状態で物事に取り組んでもパフォーマンスは下がる一方で、
あなたの望む結果はいつまで経ってもついてきません。
実はこれ、過剰な完璧主義的な思考が原因なのです。
今日のテーマは「完璧主義が招く結果が出ない原因と対策」について解説します。
①結果が出ない原因が完璧主義的な思考にあるのはなぜ?
「完璧」という言葉だけを見ると、「物事に対して抜けのない理想的な状態」に見えたりもします。
事実その通りなのですが、別の視点から「完璧主義的な思考」を捉えてみたとき、
様々なデメリットがみえてくるはずです。
完璧主義的な思考をもつデメリット
- 物事に挑戦する前から塾考しすぎて行動が遅れがち
- 確実に結果を見込めるまで未知の分野にチャレンジしない
- 融通が利かなくなる
- 自分だけでなく他人にまで「完璧」を求める
気軽に挑戦してみることで得られる経験もあるはずなのに、
完璧主義であるがゆえに臆病になってしまうことは多々あります。
そうなれば物事へのチャレンジ精神や行動力に欠け、頭でっかちな思考パターンが定着するため、肝心なときに身動きがとれなくなってしまうのです。
おまけに柔軟な発想や想像力とは無縁の考え方が染みつき、気づけば自分だけでなく
他人にまで完璧主義的な思考回路でいることを望むようになります。
*自分ばっかり頑張っている気がする…
*他の人が不真面目に感じてイライラする…
*自分ひとりでやった方がうまくいく…
こんな時は他人に対しても無意識的にかもしれませんが、「完璧」を求めている時かもしれません。
このように凝り固まった完璧主義的な思考のままで物事に挑んでも、
あらゆる価値観を受容するだけのキャパシティーがないので結果はついてきません。
他者を認め、考えるよりも先に行動する柔軟性を伴ってこそ、あなたの望む結果が出るようになるのです。
②完璧主義な人の5つの特徴
自分が完璧主義であるかどうか?は自分自身では分からないこともあります。
しかし人間関係や仕事、人によっては家庭やプライベートにおいて行き過ぎた完璧主義は他人との関係に不協和音を起こす原因の一つです。
幼少期に育った環境、両親の教育方針、学校生活などを経て、完璧主義な人格が形成されていきます。
下記のうち1つでも該当する項目があるなら、思考パターンを見直す必要があるかもしれません。
完璧主義的な人の5つの特徴
- 常に他人からどう思われているかを気にする
- 責任感が強い
- 妥協/手を抜くことが「悪」だと思っている
- 失敗を恐れる/過去の失敗に執着しやすい
- 自分には特別な才能や能力が備わっていると思い込んでいる
「人はなぜ完璧主義になるのか?」と考えたとき、真っ先に考えるべきはこの5項目。
日本では、よくも悪くも異端を許さないような風習があります。
例えば、クラスで人気のAさんが“右”といえば、周囲の人間全員も“右”というような多数決の理論に固執する習慣がありますよね。
育った環境によっては「常に他人にどう思われているかを気にする癖」が定着してしまう人もいます。
また、責任感が強く、妥協や手抜きを「悪」だと捉えてきたせいで、完璧主義的な思考に陥る人もいるでしょう。
これは結局のところ、過去の失敗やトラウマに固執しているために生じる事象なのです。
他方で、「自分には特別な才能や能力が備わっている」と自意識過剰な考え方をもつことで、無意識のうちに独りよがりな完璧主義者になることもあります。
③結果が出ない完璧主義への対策方法
徹底して完璧主義的な思考を捨てたい人は、「自分のこだわり」を手放してみると良いかもしれません。
というのも、自分がこだわっていること=相手の求めていることとは限らないからです。
例えば、あなたが納期厳守の仕事を任されたとしましょう。
その際に仕事の質に執着しすぎるあまり、うっかり定められた納期を破ってしまったら、相手はどう思うでしょうか。
ほとんどの場合、「納期厳守って言ったじゃない!」と怒られることになります。
しかし完璧主義的な考え方を貫く人ほど、「後少しで私が納得のいく仕事ができるの!」と反論するのです。
それは実に独りよがりで、あなた以外の誰も満足しない結果といえます。
だからこそ、時に自分のこだわりを貫くことよりも、相手の求めに応じる柔軟性を磨く必要があるのです。
また、失敗を恐れて行動できない癖も見直してみてはいかがでしょうか?
どんなに偉大な成功者でも、はじめのうちは失敗をするものです。
ひとまずは、最初から完璧な結果を求めることをやめて行動すべき。
そうして失敗の中から多くを学び、経験と実績を積んだ先に“成功”という結果が出るのです。
あなたの完璧主義的な思考を、この機に一変させてみませんか?
「ちょっと違うかな?」と感じるようなことでさえ、
「自分とは違うけど、こういう考え方もあるよね」
と違いを認めて、他人の考えも受け入れられるようになってくることで、
あなたを取り巻く人間関係は劇的に変わっていくはずです。
きっと新たな人生の喜びと楽しみに巡り合えるはず☆彡
この記事が誰かのお役に立てればうれしく思います。
今日も応援しています。
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