あなたは無意識に自分を傷つけていませんか?
すぼらママン・Minna です。
今回は、自信を育てるワークのご紹介です。
でも、その前になぜ自信がない自分ができてしまうのか?について少し紐解いていきたいと思います。
実は、普段の口癖が実は自分を傷つけていたり、自分自身の「自信を無意識に失わせている」という事実があります。
実は私自身もそうだったのですが(最後の動画で紹介しています)、無意識に自分で自分のことを勝手に傷つけていて、自分で勝手に自分の価値をすごく下げていたという事実に気づいたことがあります。
そして、私の教室の生徒さんだったり、また今行なっているセミナーの参加者の皆さんも無意識のうちに自分で自分を傷つけている人がたくさんいることを知り、是非とも、みなさんにこの事実を知ってもらいたいと思っています。
不思議なもので、これって自分でやろうと思ってやっているわけではなくて、昔からの考え方の癖だったり、口癖だったり、全く自分が意識しないところで自分で行ってしまっていることなので、まずは自分が気づくしかないんです。
では、どうやったら気づくことができるのでしょうか?
人それぞれだとは思うのですが、気づくヒントになりそうなものをいくつかご紹介しますね。
凹むことがあった時に思考を整理してみよう。
私のピアノのセミナー受講者の方の実際の体験談をお話ししますね。
その方のことを仮にAさんとします。Aさんは、発表会ですごく失敗してしまったと凹んでいたのです。
そこで、私がアドバイスしたのは、凹んだ理由を思いつく限り書いてくださいという内容でした。
Aさんに凹んだ内容を書き出してもらいました。
・とにかく思い通りに演奏出来なかった
・何故か直前の演奏者が普段の演奏会でトリを務めるような方で、完全に気圧されてしまった。
・頑張ったのに結果(私が思う満足な演奏)が出せなかったから不甲斐ない
・なんてひどい演奏をしてしまったのだと悲しみ
・補講までして熱心に指導してくれた先生に申し訳ない
・とりあえずミスタッチ連発
・弾き直し数回
・曲想に合う音が各所で出せてない
・それどころか震えてただ鍵盤を弾くので精一杯
・結果ただピアノを叩いただけのつまらない演奏
上記の思考を1つずつ整理してみると・・・
そもそも凹む→「悔しい」という感情は悪い感情なのか?
「悔しい」と思うということは、もっと上を目指したいと思う人にしか現れない感情なので、この感情が出てきたのは良いことなんじゃないか?という考えもある。
>・とにかく思い通りに演奏出来なかった
思い通り・・・って何でしょう?
多分、自分で勝手にイメージしていたものがあって、
それ通りにならなくて、そのギャップが悔しかった。
つまり「現実」を受け入れず、「思考の中で作り上げた仮想空間」と「自分が作り上げた演奏後の仮想空間」の中の思考に振り回されていないでしょうか???
>・頑張ったのに結果(私が思う満足な演奏)が出せなかったから不甲斐ない
ちゃんとできない子はダメと思い込んでいる部分があるのかもしれない
>・なんてひどい演奏をしてしまったのだと悲しみ
本当にそれはひどい演奏だったのでしょうか?
もし、誰かが同じように舞台で失敗してしまった演奏者の人を見て、「ひどい演奏」って思うでしょうか?
(私(Minna)なら、頑張れ!!!ってその人の演奏を見ながら思う)
>・補講までして熱心に指導してくれた先生に申し訳ない
それはその先生の仕事ですよね?
お金もらっているのだからやるのは当然???
>ひどい演奏の内容
・とりあえずミスタッチ連発
・弾き直し数回
・曲想に合う音が各所で出せてない
・それどころか震えてただ鍵盤を弾くので精一杯
・結果ただピアノを叩いただけのつまらない演奏
⬆⬆⬆
足りないところしか見ていないですよね?
足りないところじゃなくて、できているところを書き並べたらどうなるでしょう?
前回のどこかの演奏と比べて、よくなっている部分など。
出てきた感情(思考)を別の角度から見る練習をしてみましょう
次にAさんにやってもらったワークは、上記の感情を別の角度から見て見るという作業です。
悪い面じゃなくて良い面から見たら、、、、というテーマで20ケを書き出してもらいました。
書き出した内容はコチラ↓↓↓
・ミスタッチに気付いた→しなかったところもある!
・すぐ弾き直し→つっかえたけど途中で固まらずに最後まで演奏できた
・先生オリジナル編曲だったこともあり、暗譜をがんばった
・レッスンの度にどこかを変えたりして、自分も試行錯誤の練習で、本番まで楽しかった
・一部分だけは目指してた音が出せた
・練習期間1ヶ月半で果敢にも人前演奏しようとしたチャレンジ精神
・ピアノを好きな気持ち
・去年は足が震えてペダル踏み間違えたけど、今年は踏ん張った
・手も震えたけどちゃんと動いてくれた
・苦手な装飾音が少しまともに弾けた
・途中テンポが変わるところが練習通りのテンポでいけた
・身体が固まってきた時、とりあえず「腕…腕動いて〜!」と唱えて上腕から動かした
・4分半ながら7ページ以上と私史上最多ページ数の曲だった
・いつもそのピアノを弾くと音が全体的にモコモコしていたのが、比較的キラキラっぽい音も出せた
・終わってすぐに、教室のお友達生徒さんが「がんばったね!」と言ってくれて、確かに頑張りました笑
・今年は忘れずにホッカイロ持参した
・練習で間違えてばかりだった箇所が弾けた
・この曲をやって初めて五線譜を使って音符を書いた(30年ぶりに書いたト音記号めっちゃヘタクソでしたけど 笑)
・去年は助けてもらった椅子の調整をひとりでできた
・終わった後のお辞儀は笑顔でできました
今度は自分を育てる言葉にアレンジしていきましょう。
次の課題は、上記の内容を全て自分を励ますor 育てる言葉にアレンジしていく作業です。
例えば・・・
・ミスタッチしなかったところがある! → 私はすごい!!!
・私は、途中で固まらずに最後まで演奏できた → 私はすごい!!!
・ 私は暗譜をがんばった!!! 先生オリジナルの編曲で大変だった。でも頑張った→私はすごい!!!
・ レッスンの度にどこかを変えたりして、自分も試行錯誤の練習で、大変だったけど、本番まで楽しかった → 私はすごい!!!
・ 目指してた音が出せた部分がある!! 私はすごい!!
・ わずか練習期間1ヶ月半で、人前演奏するなんて私はすごい!!!
こんな感じで文章を書き換えてみましょう。内容は全く変わっていません。
やってみると分かりますが、必要ない言葉を外しているだけです。
・・・・・
これが終わったら、この20ケを 声に出して(ちゃんと声に出すことが重要!!!!)言ってみてください。
文章を声に出していうことで、心がザワザワする文章があると思います。その心がザワザワする文章があなたの心のトリガーポイントです。
Aさんが自分で作った「励まし、アレンジの言葉」はこちら
・ミスタッチしなかったところがある!→私すごい!
・途中で固まらずに最後まで演奏できた!→私すごい!
・私は暗譜がんばった!先生オリジナルの編曲だったけど、できた!→私すごい!
・レッスンの度にどこか変わったけど、自分も試行錯誤の練習をして、本番まで楽しかった!→私すごい
・目指してた音が出せた部分がある!→私すごい
・練習期間1ヶ月半なのに人前演奏にチャレンジした!→私すごい
・ピアノを好きな気持ちは負けません
・足が震えてもペダルは踏ん張った!→私すごい
・手も震えたけどちゃんと動いてくれた!→私はすごい
・装飾音が少しまともに弾けた!→私はすごい
・途中テンポが変わるところが練習通りのテンポでいけた!→私はすごい
・身体が固まってきた時、とりあえず上腕から動かそうとがんばった!→私えらい
・私史上最多ページ数更新した!→私はすごい
・モコモコじゃなくてキラキラっぽい音も出せた!→私はすごい
・教室のお友達生徒さんが「がんばったね!」と言ってくれて、確かに頑張りました!→私えらい
・忘れずにホッカイロ持参した!→私えらい
・練習で間違えてばかりだった箇所が弾けた!→私すごい
・初めて五線譜を使って音符を書いた!→私すごい
・椅子の調整をひとりでできた→私えらい
・終わった後のお辞儀は笑顔でできました!→私すごーい
心のトリガーポイントに気づいたら、自分を励まし、癒してあげましょう。
Aさんがこのワークを終わって気づいたのは、上記の全部の言葉を口にするたびに心がザワザワになるということだったそうです。
この心のザワザワは、自分の心がこういう内容を言われ慣れていない、自分で自分のことを普段から褒めていないから「心がザワザワ」になってしまうのです。
解決方法は、この言葉を口に出して言い続けることです。
この言葉を自分に言い続けると、最初は「嘘つけー、そんなこと思っていないくせに!!」とか、「絶対嘘だし!」とか、反対の言葉が心の奥の方から聞こえてきます(多分)。
でも、諦めずに言い続けていると、そのうち、その「嘘つけー」という言葉が聞こえなくなってくるのです。
嘘・・・って思われそうなのですが、これは事実ですし、私自身もこの効果の恩恵に預かっていますし、今までに私のコンサルを受けていただいた方にも効果が出ている方法です。
やるのはタダなので、ぜひ騙されたと思って取り組んでもらえたら・・・って思います。
以下の動画は、私が知らず知らずに自分のことを傷つけていたことに気づいた内容についてお話ししています。
興味がある方はこちらの動画もどうぞご覧くださいね。
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