自分で自分をコントロールすることは可能なのか?

自分の心を完全にコントロールできるのか?

みなはぴ探検隊・ひよこのSaayaです。

 

今日は自分の心を自分でコントロールすることは可能なのか?というテーマでお送りしたいと思います。

 

以前の私は自分の心を自分でコントロールできずにとても困っていた時期がありました。でも、今は「コントロールできる」と断言するところまでは至らなくても、だいぶ落ち着いて自分自身を見つけることができるようになってきました。その経験も踏まえて今回はお話を進めていこうと思います。

 

心の働きを考えた場合、主に2つの機能に分けられます。

ひとつめの機能は、寒い・暑いなどの感覚的な役割を果たします。

そして、もうひとつの機能は、嬉しい・悲しいなどの感情的な役割と担っています。

 

つまり、一方は感覚、もう一方は感情ということになりますね。

そして、感覚と感情、この2つに共通する点は「五感を刺激される」ことで反応が起こるという点です。

もうちょっと分かりやすくにいうと、感じるということでこの反応は起こっているのです。

 

例えば、誰かが物陰に隠れていて、突然目の前に「わっ!」と現れたらビクッ!となりますよね?

またはとても急いでいる時に割り込みされたらイラッ!としたりしますよね?

 

心は自分の意思とは関係ないところで反応してしまう

 

このように何かを見たり、聞いたり、嗅いだり、触れたり、味わったり… つまり、五感を刺激されることで、私達の感覚や感情がプラスかマイナスのどちらかに振れるということになります。

そして、これを心の働きと言い、これらは自分の意志に関係なく反応するということです。

 

例えば、「大切な場面で過度に緊張してしまい、普段の自分ではありえないミスをしてしまった」など、このような経験は誰でも一度くらいはご自身の経験の中にあるのではないでしょうか?

 

つまり、心というのは自分の意志に関係なく勝手に反応してしまうので、日常でもイライラしたくないと思っていてもイライラしてしまうこともありますし、緊張したくないと思っていても緊張してしまうということです。

 

ではこの心の反応はコントロールすることはできるのでしょうか?

 

視点が変わると心の反応も変わってくる!

 

実は、心そのものをコントロールすることは不可能です。

なぜなら、前述の通り、自分の意思に関係なく反応してしまうのが「心の反応」なのです。

ところが、実は、自分の視点が変わってくると何かに対する心の反応の仕方が変わってくるということは十分ありえるのです。

 

例えば、

・今までは細かいことが気になっていたけど、最近は気にならなくなってきたとか、

・今まで〇〇と言われると腹を立てていたけど、今は何とも思わないとか…

 

このように同じようなことを見ても、聞いても、前とは違う感情や感覚になる時、自分の心の反応の仕方、その変化を実感できる瞬間です。

 

少し細かい話になってしまいますが、

1,「気にしないようにする」ということと、

2,「気にならない」というのは、心の反応としては全然違うのです。

 

1の「気にしないようにする」というのは、実は、「気にすることは望んでいないけど気になってしまうという状態」のことを言います。つまり、心はすでに反応してしまっている状態です。

 

2の「気にならない」はその出来事を目撃なりした時に。心がプラスにもマイナスにも偏っていないという状態をキープできるようになったということになります。

 

つまり、1は心が反応してしまっているのに対して、2の場合は、心は反応していない状態なのです。

 

この心の反応自体を変えるためには、自分の意識の在り方、変化が必要です。

 

人によっては少し時間がかかるかもしれませんが、自分次第でで人は誰でも変わる可能性を秘めています。

かくいう私自身もだいぶ心の反応が変わってきたのも事実なのです。

 

心が反応してしまった時の対処法とは???

 

今回は心が反応した時、具体的にどうしたら良いのか?をお伝えします。

 

まず自分の心が反応したその瞬間からできるだけ早く、客観的に、その感覚や感情に気がつくようになると良いですね。

 

例えば「私はいまイライラしているな…落ち込んでいるな…」とか、感情の中に取り込まれてしまうとイライラしたり、落ち込んだり、その気持ちに引きずられて、その後の行動なり言葉に影響が出てきます。

 

もうちょっとイメージしやすく話をします。

洗濯機の中で回っている洗濯物をイメージしてみてください。

 

「感情の中に取り込まれる」というのは、自分自身が洗濯されている洗濯物たちと全く同じ状況だと思ってください。

 

その一方、客観的に自分の感覚や感情に気がつくというのは。「洗濯機の中で洗濯されている洗濯物を上から見ている自分がいる」というイメージです。

 

「あ~回っているな~」っていうような、こんな感覚です。

 

もうちょっと具体的に表現してみますね。

例えば旦那さんなり彼氏、彼女に何かを頼まれた時に、いつもなら、ハイハイで済むようなことも、それぐらい自分でやってよ!と怒り口調になってしまうようなことがあったとします。


もちろん自分自身にはそうなる原因が起こっているのでそういう事象が起こっているのですが、旦那さん、彼氏、彼女など、
相手の人は、なぜその人が怒っているのかすらわけが分からないという状態になる場合もあります。

このようなケースは完全に感情と自分が一体化している状態と言えます。

 

また、人前で何かをする時、例えば発表会やスピーチなどで緊張して頭が真っ白になるような出来事に直面するということは、実は、感情に支配されてしまっている状況とも捉えられます。

 

私の仕事のひとつに、スポーツクラブでのインストラクターというのがあります。

実はつい先日、インストラクターの査定というのがあり、普段お客さんの前でレッスンしている時はリラックスしてとても素敵なレッスンをされる先生が、その日に限ってとても緊張してしまいいつも通りのレッスンができない先生がいました。

いつもなら、もっと輝いてレッスンされる先生なのですが、この日は、緊張して普段の明るさやオーラが全く感じられず、さらに早口になり緊張という感情に取り込まれてしまったようです。

 

この状態が、感情に飲み込まれてしまったという状態です。

 

感情に支配されないためにできることとは?

 

では、感情に支配されるのは悪いことなのでしょうか?
いえいえそんなことはありません。感情を味わうのも味わわないのも自分の意思で決めることができます。

 

客観的に自分の感覚や感情に気がついた時、その気持ちを味わいたいと思ったら、思いっきり味わえば良いのです。その気持ちは味わいたくないと思ったら、自らその思考から離れる、忘れる、気分転換をするなど何らかの行動に移してください。

 

つまり全ての感覚や感情は自分で選択できるということです。

 

あなたの人生はあなたが好きなようにコントロールできる

 

感覚や感情は五感を刺激された時に起こる何らかの心の反応です。この反応は自分の意志でコントロールすることはできません。しかし反応後は自分で選択できるということです。

 

1日は24時間です。実は24時間という時間は毎日誰にでも平等に与えられています。

 

この時間をどのように使うかは自分次第です。そしてどのような気持ちで過ごすかも私達は選べるのです。誰のせいでもありません。環境のせいでもありません。体のせいでもありません。今この瞬間にもあなたが何を選択するかで、人生も、日々の生活も意味合いや色合いが変わってくるのではないでしょうか?

 

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